17-D-0238
2017 年 6 月 21 日
株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
株式会社山田債権回収管理総合事務所 (証券コード:4351)
【据置】
スペシャルサービサー格付 S3
「サービサー格付」は、サービサーのサービシング業務遂行能力に関する評価であり、金融商品または法人の信 用状態に関する評価とは異なります。サービサー格付を付与し、または提供しもしくは閲覧に供する行為は、信 用格付業に係る行為ではありません。
■格付事由
1.会社概要
(1) プロフィール
株式会社山田債権回収管理総合事務所は、JASDAQ 市場に株式を公開している独立系のサービサー。同社は 81 年 10 月に測量事業および不動産の有効活用にかかるサービス提供を主目的に山田測量設計株式会社として設
立された。99年6月に現社名に商号を変更し、99年9月に債権管理回収業の許可(法務大臣許可第20号)並び
にコンサルティング業務などの兼業許可を取得した。02 年にはサービサー会社として初めて株式を公開してい る。資本金は 1,084 百万円、代表者は山田晃久氏。登記、信託、不動産に関する機能を山田グループで有してお
り、ワンストップでサービスが提供できることや、全国の司法書士事務所などの士業とのネットワークを構築し
ていることが強みである。
(2) サービサー業界
法務省発表の統計によると、16年12月末のサービサー営業会社数は、86社と業者数の減少に歯止めがかかっ
てはいるが、業界環境の厳しさは続いている。16年のサービサー年間取扱債権数は、前年比136万件増の1,138
万件と3年連続で増加したものの、ピークだった08年の1,398万件の8割の水準に留まっている。08年以降減
少が続いていたのは、09年 12 月に施行された中小企業金融円滑化法により、金融機関の不良債権そのものが減
少していた影響が大きい。全国銀行が抱える不良債権(金融再生法開示債権額)は、16 年 9 月末で 7.9 兆円と
16年3月末の8.4兆円と比べて0.5兆円減少した。不良債権の減少に伴い、金融機関からの不良債権の売却も減
少しているため、サービサー間で入札時に厳しい価格競争をしている。価格競争の結果、サービサーの債権仕入
価格は高止まっており、サービサー各社の収益力の低下につながっている。
一方、不良債権の回収面についてみると、明るい材料が多い。日本国内の景気が緩やかな回復基調が続いてい
ることから倒産件数は少なく、企業の業績は安定し返済余力は増している。また、不動産などの資産価格の上昇
で担保物件の処分が進みやすくなっている。
99年2月に施行されたサービサー法は、01年 9月にサービサー取扱債権の範囲拡大が認められた改正サービ
サー法として施行され現在に至っている。この改正で、資産流動化法の特定資産である金銭債権や流動化目的の
SPV の保有債権、また、法的倒産手続きに入った企業の債権などが、サービサーの新たな取扱債権として認めら
れた。その後の法改正の動向についてみると、09 年 7 月に業務範囲の拡大と行為規制の強化を図るため、国会
にサービサー法改正案が提出されたが、最終的な法改正には至らずに廃案となった。その後、13 年 6 月に自民
党で事業再生・サービサー振興議員連盟が立ち上がり、同年 12 月には自民党司法制度調査会民事・国際戦略小
いない。法改正によって、取り扱える債権の種類が拡大することが期待できるため、引き続き法改正の動向に注
目している。
今後、サービサーに対する社会のニーズに応えていくためには、社会経済の変化に弾力的に対応していくこと
が必要である。現在のサービサー法では、サービサーが取り扱える金銭債権を限定列挙しているため、そのニー
ズに弾力的に対応できない面がある。サービサー法の改正によってサービサーが取り扱える金銭債権の種類が増
えて業務範囲が拡大すれば、サービサー市場の拡大につながる可能性が高い。業務範囲の拡大の対象として期待
されているのは、公金の債権回収業務など(地方税、国民健康保険料、保育料、公立病院未収金、公営住宅家賃
など)の分野や私募債、合同会社が有する金銭債権などである。ただし、公金分野の収益性は民間分野に比較し
て低い可能性は否定できないため、コストコントロールの重要性が増すと考えている。
(3) 事業内容、組織
16/12期連結決算における売上高の構成比をみると、サービサー事業52.6%、派遣事業21.1%、不動産ソリュ
ーション事業 15.1%、その他の事業 11.2%となった。サービサー事業の構成比は、14/12 期 63.2%、15/12 期
49.7%、16/12期52.6%と、大口再生案件の影響もあって50~60%程度で推移してきた。派遣事業は、業務量の
増加に伴い順調に利益を伸ばしており、17/12 期は派遣人員をさらに増やすことから、派遣事業の利益が増加す
る見通しである。不動産ソリューション事業は、底地の売却の時期によって土地売却やコンサル収入なども増減
するため、年度毎に売上高の変動がみられる。その他の事業では、山田エスクロー信託が、17/12期第 1四半期
より連結対象外となったことから計上区分も変更され、17/12 期連結決算では、人材を派遣していることから、
派遣事業に売上が計上される。今回のグループ体制の見直し後も、信託事業との連携強化の方向性には変わりは
ない。
サービサー部門は、サービサー管理部とサービサー推進部の2つの部署から構成されており、管理部門と回収 部門による相互牽制体制を確立している。サービサー管理部は、サービサー業務に係る審査や管理などを行って
おり、サービサー推進部は、主に回収業務などを行っている。サービサー業務の人員は、本社および東京支店に
在籍するサービサー部員 23 名で構成されており、回収業務に従事している人員の定着率は高い。マネジメント 層や回収担当者は、回収業務経験年数が10年超の社員が大半を占めており、業務運営は安定している。
(4) 経営戦略、営業活動
当社の特徴は、登記、法律、税務など複数の専門家とのネットワークで高い専門性を発揮し、「不動産・債権
の取引のワンストップサービスの提供会社」をビジネスモデルとして顧客ニーズに対応している点にある。当社
グループ内の専門家に加えて、全国規模で構築されている司法書士法人といった外部の専門家とのネットワーク
が当社独自の強みである。
サービサーとしての営業許可は99年9月と比較的早かったものの、業務開始は01年3月と後発であった。業
務開始当初から、登記サービス業務での金融機関とのリレーションを強みに、不動産担保付債権を中心に手掛け
ている。金融機関からの不良債権の売却が減少している中、バルク債権の入札時における価格競争が厳しく、サ
ービサーの債権仕入価格は高止まりが続いている。そのような中、当社では、慎重な価格目線での買取姿勢を継
続していることから、16/12 期は新規の債権買取額が減少した。当社の様々な専門家ネットワーク、独立性や中
立性を強みとして、大口再生案件の獲得を目指しているが、案件の獲得時期を見通すことは難しい。16 年 1 月
に経営革新等支援機関の認定を取得したことで、金融機関での当社の知名度が向上し、案件の相談も増えてきて
いる。
事業再生案件は、利息収入が得られるため業績安定には寄与しているものの、当社の事業規模に比して、一つ
の案件規模が大きく、収益計上時期のずれや財務の柔軟性の低下など損益財務に与える影響が大きい点には留意
する必要がある。これまで継続して案件を獲得してきた実績は評価できるが、今後も安定的に案件を獲得できる
業務別売上高推移
<売上高 セグメント別> (単位:百万円)
14/12 期(連結) 15/12 期(連結) 16/12 期(連結)
構成比 構成比 構成比
サービサー事業 2,053 63.2% 1,322 49.7% 1,397 52.6%
派遣事業 584 18.0% 491 18.5% 561 21.1%
不動産ソリューション事業 389 12.0% 355 13.3% 402 15.1%
その他の事業 222 6.8% 493 18.5% 297 11.2%
測量事業 18 0.6% 10 0.4% 0 0.0%
エスクロー信託 204 6.3% 483 18.2% 297 11.2
事業承継 - 0.0% - 0.0% - 0.0%
合計 3,248 100.0% 2,661 100.0% 2,657 100.0%
(出所:IR資料)
年度毎の債権買取の状況についてみると、大口再生案件を獲得した14/12期は期首計画6.4億円に対して買取 額は 46 億円と大幅に計画を超過した。その後は、高止まりしているバルク債権の購入を抑制したこともあって、
期首計画を下回る買取額となっており、直近の 16/12期は期首計画 18 億円に対して、買取額は 4.9億円と半分
以下に留まった。17/12 期は、15.5 億円のバルク債権購入を計画しているが、バルク債権の価格の高止まりが続 いていることから、大口再生案件の獲得がなければ、買取額は計画を下回る可能性が高いと JCR は考えている。
債権の買取、回収推移
(単位:百万円)
12/12 期 13/12 期 14/12 期 15/12 期 16/12 期
買取額 1,610 2,912 4,675 1,063 490
回収額 3,201 2,113 4,296 1,617 1,768
期末買取債権残高 2,650 3,474 5,770 6,340 6,343
(出所:IR資料)
当社の回収業務は、基本的に債務者と協議による和解契約に基づく終結(いわゆる DPO:Discount Pay Off)
を志向しており、担保の売却に依ることなく債務者、保証人、第三者弁済によって回収されている。また、任意
売却をする際には、当社およびグループの司法書士法人の取引先である不動産関連業者などのネットワークを活
用できることも強みである。定期的に地銀から買取していた有担保債権の増加で任意売却の割合が高まっていた
が、有担保債権の新規買取が減少してきたことで、12/12期をピークに任意売却の割合は低下している。
回収手法(金額ベース構成比)
12/12 期 13/12 期 14/12 期 15/12 期 16/12 期
競売 18.7% 28.3% 31.2% 30.6% 30.2%
任意売却 47.7% 41.8% 38.1% 37.2% 36.5%
債務者、保証人、第三者弁済 19.1% 16.7% 16.1% 17.5% 18.5%
強制執行 0.1% 0.1% 0.1% 0.2% 0.2%
その他 14.4% 13.1% 14.5% 14.5% 14.6%
(出所:事業報告書)
(5) 業務体制
回収業務に携わるスタッフについては、メガバンク、地域金融機関、信用金庫、リース会社、信販会社などの
出身者で、回収業務の十分な経験を積んだ人材が中心となっている。人材育成にも力を入れており、定期的に社
員を金融機関に出向させて銀行業務を経験させている。その結果、取引先である金融機関の業務への理解が深ま
り視野が拡がることや、人的ネットワークを構築できるなどのメリットがある。このような金融機関との人材交
流が続いていることは、当社と金融機関とのリレーションシップの強さを示している。また、当社入社後に銀行
に出向して銀行業務の経験を積む機会があることは、新入社員の入社動機にもつながっている面もある。
社員のスキルアップ向上のために、社内研修や勉強会に加えて外部研修なども積極的に活用している。また、
LS アセットマネージャー、宅地建物取引士、貸金業務取扱主任者、金融内部監査人養成講座を社内における推
システム面では、14年9月にアイティフォー社のサービサーシステムを導入し、15年1月から本格稼働を開
始したが、現在まで順調に稼働していることを確認している。システムの変更によって、サービシング業務、バ
ックオフィス業務の効率性が高まり、回収担当者やバックオフィス担当者の業務時間の短縮につながった。また、
サービサー業務に係る各種計数管理への対応に優れており、抽出できるデータの増加などで社内の計数管理面も
強化された。当面の業務量に照らしたシステムのキャパシティは十分である。データのバックアップは日々行わ
れており、東京支店にも同様のシステムを完備し、災害などに備えている。また、現在の委託者向け回収レポー
トの項目については、委託者が必要とする項目が一通り揃っており、問題はない。
サービサー業界では業績評価、インセンティブシステムに個々人の回収実績に強くリンクさせた成功報酬型の
ものを導入している会社もある。しかし、当社では、回収実績は個人の能力だけではなく、担当した案件の個別
要因などにも大きく左右されると考えており、回収実績よりも通常の業務成績などを重視したものとなっている。
内部管理体制については、サービサー業務に係るマニュアルの整備や、同業務に関する人材育成のための積極
的な外部研修の活用、内部監査室による定期監査などによって維持している。また、取締役弁護士の指導や監修
のもと、全国サービサー協会が制定した自主ルール・ガイドラインや反社会的勢力の排除に関する体制整備を行
い、全社員に対する教育や研修を実施している。
業種柄、個人情報の取り扱いには細心の注意を払っている。07 年 1 月にはプライバシーマークを取得し、コ
ンプライアンスマニュアルおよび手続集の整備を進めた。また、コンプライアンスに関する諸問題を検討・対応
するためのチームが、取締役弁護士の指導・助言のもと、継続的にコンプライアンス体制の整備を行っている。
当社については、従前からコンプライアンス面を重視した業務運営が行われてきたこともあり、法務省の業務
改善命令をこれまで受けていない。また、これまでの法務省の立入検査においても重要な指摘事項はなかった。
なお、係争事件については、当社が対象とされるものは現時点で無い事を確認している。
(6) 財務、業績
16/12 期連結決算は、大口再生案件の利息収入を安定して計上し、サービサー事業がおおむね計画通りとなっ
たことから、連結売上高26億円(前年同期比0.2%減)、連結経常利益5億円(同5.6%減)とほぼ期首予想通り
となった。
17/12期第1四半期は増収増益となったが、順調に業績に寄与してきた大口再生案件の再生が17 年2月に完
了したことで、粗利益率の高いサービサー事業が減収となることから、17/12 期通期の連結経常利益は大幅な減
益の計画としている。
17年3月末の自己資本比率は、70.1%(16年12月末は28.0%)と大口再生案件の終了に伴い借入金を全て返
済したことから、大幅に改善した。新しい大口再生案件の獲得までは、無借金経営を継続する方針であり、その
間の自己資本比率は高い水準が維持されるとJCRは考えている。
当社の買取債権の回収方針は、一部弁済による回収を基本として、極力2年以内の回収期間を設定している。
大口再生案件は、2~3 年の約定返済で債務を圧縮して財務内容の改善を図り、金融機関などからリファイナン
スを受けるスキームが多い。約定返済で利息収入が得られるためバルク債権と比べると回収期間は長期化するも
のの、回収パフォーマンスは良好である。
貸倒引当金の計上基準は、原則2年間の回収期間を前提として規定されている。最終入金から1年半以上回収
実績がない債権や債権買取から2年経過している債権については、100%の貸倒引当金を計上し財務の健全性を保
っている。この貸倒引当金計上基準のもとでは、回収期間が長期化すると貸倒引当金繰入額の増加につながり、
利益の圧迫要因になる。一方で、明確な期限を設定した引当基準を採用していることにより、自社の回収目線に
合わない価格での入札による購入を抑制している。
2.スペシャルサービシング業務
代表の山田氏は、当社がサービサー業務を行う前から不動産登記・測量業務などのコンサルティングサービス
を提供してきた実績がある。特に神奈川県内の金融機関とは永年に渡って構築してきたリレーションシップを有
する。さらに、業務の中核を担う人材は、メガバンク・リース・信販・貸金業・サービサーなどで不良債権買取
業務や資産流動化に携わってきた経験者が占めている。
年度別の債権プール毎のIRR でみた回収実績は、12/12期、13/12期と大口再生案件や既存のバルク債権の回
収が進みIRR が良化した。14/12期、15/12期は大口再生案件の割合が高いため、案件が終了するまでのIRR は
低くなっているが、17年2月に14/12期、15/12期に獲得した大口再生案件が終了しており、回収は順調である。
大口の再生案件の採算性は高く、回収パフォーマンスも安定しているが、継続的な案件獲得は案件次第であるこ
とから難しい。そのため、次の大口再生案件を獲得する年度までのパフォーマンスはやや低下するものと JCR
は考えている。
投資年度毎の債権買取・回収の実績をみると、16年12月末時点の実績では、03/12期から13/12期まで11期
連続で買取額を回収額が上回る回収超過となっている。14/12 期、15/12 期の大口再生案件が計画通りに終了し
ており、回収超過となる見通しである。
回収状況をキャッシュフロー計算書からみると、16/12 期は、バルク債権の買取を抑制したことから、買取債
権に係るキャッシュフローの収支は大幅な回収超過となった。今後も、大口再生案件を獲得するまでは、自己資
金の範囲内での買取に留める方針であることから、買取債権に係るキャッシュフローはおおむねプラスで推移す
る見通しである。
3.総合評価
(1) 当社の強み
①独立系サービサーとしての中立性と幅広いネットワークがある。当社グループ全体で1つのコンサルテ ィング会社として機能を有し、ワンストップサービスを提供できることを強みに、全国の金融機関、金 融機関系列の保証会社、ノンバンクなどと良好な取引関係を構築している。
②債権買取のスタンス、引当の方針が保守的である。サービサーの事業環境が厳しい中、年度別の債権プ ール毎の回収実績は安定しており、IRRも良化している。
③コンプライアンスおよび内部統制など体制面が整備されている。サービサー部門に独立した管理部を設 置して、回収部門に対する牽制機能を働かせている。
④専門家集団(司法書士・税理士・不動産鑑定士・弁護士など)とのネットワークが確保されており、大 型案件や全国規模の広範な案件への対応も可能である。
⑤業績変動リスクの小さい収益構造への転換に加えて、無借金経営で、財務内容の健全性が維持可能とみ られること。
(2) 当社の弱み
①独立系であるため、銀行系などに比べ、事業環境が厳しい局面では営業面、資本、資金調達面での安定 性が弱い。
②債権買取による自社回収は、年度毎の債権買取実績の増減といった外部の環境要因にその後の回収実績 が影響を受けるため変動が大きい。
③現在のバルク債権市場の状況では、買取債権残高の積み上げは難しく、次の大口再生案件の獲得までは 収益力の低下が避けられない。
(3) 総合評価
「顧客第一主義」を経営理念の一つに掲げており、コンプライアンスや内部統制への対応が適切に行われてい
る。01年の業務開始から、当局の検査などにおいても重要な指摘事項は受けていない点は評価できる。
既存の大口再生案件の終了に合わせて新規の大口再生案件を獲得できなかったことから、収益性の高いサービ
サー事業の減収は避けられず、収益力は低下する見通しである。一方、収益性は高いが、回収が遅れると貸倒引
る。加えて、無借金経営で財務内容の健全性が維持可能とみられることから、格付は据え置きとした。厳しい事
業環境が続いている中、当社が得意とする外部の専門家チャネルからの案件獲得を強化することで、収益力を向
上させていけるか注目している。
(担当)大山 肇・田中 純一 ■格付対象
サービサー:株式会社山田債権回収管理総合事務所
【据置】
対象 格付
スペシャルサービサー S3
■留意事項
本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■用語解説
サービサー格付:サービシング業務を遂行する能力を包括的にとらえ、評価したものです。格付の定義は次のとおりです。
S1:サービシング業務を遂行する能力が極めて高い。 S2:サービシング業務を遂行する能力が高い。 S3:サービシング業務を遂行する能力が標準的である。
S4:サービシング業務を遂行する能力が標準的であるが、一部に改善を要する点がある。 S5:サービシング業務を遂行する能力が標準的な水準に達しておらず、改善を要する点が多い。 (2~4 格については+、-によるノッチ差をつけることがあります。)
■NRSRO 登録状況
JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(http://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■本件に関するお問い合わせ先
情報サービス部 TEL:03-3544-7013 FAX:03-3544-7026